「あら、これは何かしら??」
「こ、これはっ・・・・・・・何?!??」
「初めて着る服のはずなのに、どこか懐かしい気持ち・・・ナゼ?」
「うふ♪」
「梅さん、やっとそのスーツを見つけてくれましたね」
「きゃっ・・・・・・・小紫蘇ちん???」
「私がここへ来た本当の目的はアナタに過去を思い出してもらう為です」
「かこ??」
「そうです・・・このスーツを着て何か感じませんでしたか?」
「感じたわ!初めて着る服なのにとっても懐かしくて・・・
なんだか力が漲るような感じがしたわ!」
「当然です・・・
アナタは嘗てこのスーツと同じ物を着てこの世に生まれたのです!」
「えぇぇぇぇええっ?!」
「アナタは不幸な事故にあってコージーケープであった事を
忘れてしまっていたのです。
その記憶を呼び起す事が、私のミッションでした。
任務が完了した今、私は帰らねばなりません・・・」
「え~~~ん。帰っちゃいやだよぉ」
「・・・泣かないで下さい。私も寂しいのです」
「私はスーツで帰るので、
これを私の思い出に貰ってくれませんか?」
「え゜っ???!!!
いや、それはサスガに・・・・・・・・・ありがとう(=μ_μ)σ│モジモジ」
「それから出しそびれていましたが、これはお土産です」
「!!!!!!!」
「私たちが辛い思いをしたのも、
ここでこうして出逢えたのも全てが巡り合わせです。
梅さんの事は忘れません><」
「うん。梅も忘れない・・・色々ありがとう!ずーーっとずっと友達だよ><」
― おしまい ―
*長くなりすぎたので、日を改めて『あとがき』のようなモノを書きます。
Tag: コージーケープインスパイアード / リカボディ / 初期
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