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スクール・オブ・ロック

久々に素直に楽しめる映画だった。
単純明快なストリー展開。ロックに対する情熱は熱いものの、だめんずなデューイと自己主張の出来ない生徒たちが成長していく過程が良かった。(以下ネタバレあり)
お金目的の為に教師になりすまし、子どもたちを言いくるめてバンドバトルに出場しようとするデューイ(ジャック・ブラック)
ストーリーが進むにつれて、型破りながらも生徒たちに自信をつけさせていく過程が良かった。
ありがちなストーリではあるが、「お金のため」と「子どもたちのため」の割合が少しづつ変化していく描写が大げさすぎず、素直に観れた。

ジャック・ブラックって「愛しのローズマリー」でも良い味だしてたよなぁ・・・なんか太ったジャック・ニコルソンって感じがする。見た目だけでなく、その独特の演技が。

ラストは「勿論、優勝だろう」と思ったら、違うバンドが選ばれ(デキレース?!)映画の中のオーディエンスと共に「えーーーーー!?」と思わず叫びたくなるあたりも上手い展開だったと思う。

私立学校の校長がゆえに、そのプレッシャーから堅物人間になってしまったマリンズ校長のキャラ設定もポイント高し。流石、ジョーン・キューザック!
生徒たちの保護者のオヤバカぶりも見ものだ(笑)

全編、ロックロックロックと云うこの映画。使われてる音楽も思わず「おーーーーーー!!」と叫びたくなる。
中でもバンの中でツェッペリンの「移民の歌」をシャウトするシーンがすごく好き。
てか、ツェッペリンって頑なに曲を使わせないらしいのだが、今回は許可が出たらしい。B級映画に見せかけて制作費をソコにつぎ込んだのか・・・はたまた彼らも年をとったってことだろうか?!(失礼)

最近、複雑な映画が多い中、素直に楽しめる映画だったと思う。


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