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煙草四方山話。

阪神淡路大震災の時、被災者が避難所で「○○があれば・・」と思った物でタバコと答えた人が多かったのって知ってます?恐らく、スモーカーなら一度は聞いた事ある話だと思うのだが。
私は、この頃まだノンスモーカー(どころか極度の嫌煙家)だったので「こんな時にもタバコかよ!」と呆れたものだった(笑)
でも、注目すべき点はそこじゃないんだよな・・・ホントは。
「タバコが欲しかった」

そう答えた人たちはナゼそう思ったか。
ヘビースモーカーだから?不安だから?落ち着きたいから?空腹や寒さを紛らわせたいから?

あなたが喫煙者なら考えると色々思い当たるだろう。これらは全て正解ではあるが、全てニアピン賞なのだ。
では、本当の理由は??

タバコを持って出なかったから。

そう。実はめちゃめちゃ単純で、めちゃめちゃ人間くさい理由なんだと思う。
ナゼ持って出なかったのかは、これまた単純で

タバコより大切なものがあったから。

ではないだろうか。
ここを読む方は、既にお子をもってらっしゃる方も多いだろう。命に関わるような災害にあった時、子どもをほったらかしてタバコを握り締める母親なんて居るだろうか?タバコをドールに置き換えたとしても、子どもをほったらかしてドールを抱きしめる母親なんて居たら怖い。
例え、ドールとタバコを両天秤にかけたとしてもタバコを取る人はまず居ないのでは?

まぁ、これらは極端な例ではあるが、でもこう云う事なんすよ。
人間、生死に関わるような状況下では、本能で正しい判断をする訳で、恐らくは選ぶ余地なくタバコの事は思考から消えてると思う。つまり

タバコは生存に不要。

そう本能が判断したって事じゃないのかな。

だけど、普段愛煙家って「タバコが無いと生きていけないわ~~」って錯覚してしまうから不思議っすね。私自身もずっとそう思ってたが、今生きています。


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