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関西人と商売人

先日、久しぶりに晴れ間が広がった日の事だった。
牛乳(低脂肪乳)の買出しに出かけようと自転車に乗ったら、タイヤの空気がかなり心細かった。
スーパーへ行く前に最寄の自転車屋さんで空気を入れさせて貰ったのだが、スーパーに着く前に前輪は既にベコベコになっていた。
ありゃりゃ・・・パンクかいな(;´Д`)

来た道を引き返し、自転車を押しながら再び自転車屋さんへ向かった。
空気を入れさせて貰った時はかなり平和そうだったが、2度目に行った時は先客がいた・・・しかも、彼はバイクの修理だった。

「パンク?ちょっと時間掛かるけど良いかな?え~・・・2時半頃になっちゃうから預かるね」

自転車屋さんのオカンが云った。因みに、持ち込んだ時間は12時前だった。
連絡先を聞かれ自宅の電話番号と名前を伝え、トボトボと家に帰りながら「違うところ行けば良かったかな」「携帯の番号云っといた方が良かったんやろか?」等と一瞬考えたが、連日の寝不足で判断力も低下し考えるのがめんどくさかった。

修理が終えるだろう頃まで買い物に行く時間は十分あったが、牛乳(低脂肪乳)を6本以上買う女。
しかも、連日の雨で買い物は最低限しかしてなかったので、冷蔵庫は非常に寂しい。
自転車がないと買い物は無理っす。。

そんな訳で、自宅で電話を待っていたのだが、止まったら寝る確率100%(笑)
窓拭きやらナンダカンダと用事を探して、もそもそと行動していた。
ふと気づくと時刻は16時を回っていた。

いくらなんでも時間掛かりすぎちゃうか?!

電話で問い合わせたい!が、店の電話番号を聞いていなかった・・・_| ̄|○
サスガに苛立ちを感じ16時半頃にネットで電話番号を調べるが、店名もうる覚えな私・・・なかなか見つからない。。
ようやく電話を掛けたのは17時頃だった。

「お忙しい所恐れ入ります。パンク修理をお願いしてた○○ですけれども、まだ掛かりますか?」

「あ~・・・出来てますよ♪」

「え・・・お電話頂きましたっけ?」

「あらら・・・2時半頃って言ってたから、しなくても来ると思っていたわ。ハハ(笑)」

先日のトイ●ラス事件と云い、何で東京の商売人って、こう云う時に笑うかなぁ。。

「否、電話番号聞きはったし終ったら電話くれはると思ってましたわ」

因みに、私カチンとくると関西弁丸出しになります。制御不能状態ですな(笑)

「あららら・・・ハハハ(笑)」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(プチッ)」

「2時頃に出来てm・・・」

「今すぐ行きます!」

何か云いかけてたオカンの言葉を押し留めて電話を切った。
自転車屋さんに行く途中も着いてからも私の怒りは納まらなかったが、早く買い物に行きたかったのと、ウチの近くでは唯一の自転車屋さんだったので穏便に済ませる事にした。
てか、相変わらずヘラヘラと笑いながら謝罪するオカンを見て
これ以上コイツとは話したない・・・と思った。
非常に事務的に会計をすませ、非常に無感情に「おおきに」と云って帰った。

因みに、私は普段必ず「ありがとうございました」と云う。
「おおきに」でもなく「ありがとう」でもなく「ありがとうございました」
実は独身時代に接客業が長く、お客さんから云われる言葉で一番嬉しかった言葉なのだ。
しかも、ご年配のご婦人ほど、よく使われていた。
いくつになってもどんな人にも感謝の気持ちを忘れない・・・そんな年のとり方は素敵だ。

しかし、私はまだまだ未熟者なので「おおきに」と投げ捨てるように云うのが精一杯だった。。
「この先自転車が壊れた時の為に」と感情的になりすぎないようにしたが、二度とアノ自転車屋さんには行く事はないだろう。。


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