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「スイングガールズ」

今更と云っちゃ今更なのだが(いつもやんw)、ようやく見た。「ウォーターボーイズ」女の子版と云うだけあって期待はしていたが、その期待を裏切らない爽快感な映画だった。サクセスストーリーものの古典っちゃー古典なのだが、だからこそオモシロイのだ!映画は本来娯楽だからね~。(以下ネタバレあり)
はじめは夏休みの補習をサボる口実だった彼女らが、出来なかった事が出来るようになる楽しみや、人と音を奏でる楽しみを覚え、成長する様は初々しくも清々しい!

舞台が東北の田舎なのも上手かったかも。
意見が合わずに、ちょっとにた口論になるシーンが時折あるのだが、「~~~ず!」「~~~ず!」と常に語尾に「ず」が入る訛りが良い味付けをしていた。
東北の方には申し訳ないが、関西人の私としては緊張感に欠け、微笑ましくさえ思った。
恐らく、ヘタに標準語でしてたら、青臭すぎたストーリーになったのではないだろうか。

紆余曲折ありながらも、ようやくラストの音楽祭ではスタンディングオベレーションを受けるほどの演奏をやりとげるところで、物語は終わる。
「ウォーターボーイズ」でも思ったが、もうちょっと見たかったなぁ・・・と思わせる引き際の良さも矢口史靖監督の上手さだろう。
特に夢もなく、ただ毎日をなんとなく生きてきた彼女らの心が正にスイングしはじめたラストだったと思う。

そして、そんな彼女たちが眩しく、ちょっとだけ羨ましくさえ思えた。。
高校時代の私には彼女らのようなキラキラとした思い出ってあったっけ?!(汗)


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